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C2スリッパを作ってみる

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・スリッパは難易度が高そうですが資材さえ入手してしまえばできるアイテムです。
底の素材に厚みがあるのでミシンで縫えない箇所もありますが、底剤は柔らかめで針が通るので
手で縫うことが可能です。
型紙は下の「スリッパの型紙」をクリックしてください。

「スリッパの型紙」(ダウンロード用)

・出来上がりのバブーシュはオリジナルでプリント作成もしてみました。このプリントもチャレンジしたい方は同じサイト内で掲載している「縫い物を楽しもう・プリントを作ってみる」https://repjp.online/archives/480 を参照してみてください。😀

スリッパの作り方】

入手しにくい資材は、下方にアップしてます。ウレタンソールの空気穴はポンチで空けてください。

資材が入手できれば、このスリッパは蒸れない、匂いのない履き心地の良いスリッパができます。

1.表生地には裏面にしっかりした接着芯をアイロンで貼る。
2.画像の3.底メッシュ4.脱臭シートと同サイズの合繊わたを合わせて端を縫っておきます。

3.2.の反対側(裏面)に成ります。後ほど底の生地と合わせます。
4.周りをぐるりとミシンで荒く縫い止めしておく
5.甲の部分を中おもてにしてつま先側、足首側と縫う。

6.内側を表に返して外表にします。
型紙は表素材を大きくしてありますので内側素材が数ミリ控える状態に成ります。
7.甲の両脇を仮止め縫いをした2.の3重のメッシュと白っぽいソールを重ね合わせ、端の4mm暗いところをざっくり縫い合わせておく。かかとが厚くて押さえがねが入らない場合はかかと部分以外のところを縫ってください。
8.表生地のバイヤステープを端から1cmくらいのところを一周手縫い返し縫いで塗ってください。
返し縫いについては、https://repjp.online/archives/83をご覧ください。

9.バイヤスを底側に返します。その際にのりやボンドをつけながらバイヤステープを引っ張りながら止めていってください。
10.ソール裏面全体にもボンド等を塗ります。
11.一番下の色の濃い方のソールのかかと部分にかかとスポンジを後ろ1cm空けて置く。

12.バイヤスで端を包んだ甲側の部分と11.の濃い色のソールとを塗ったボンドで接着する。その際に端が綺麗に合うように調整しながらぐっと押さえる。
13.矢印のみぞのところを、横から見た時に隙間が開かないように甲側とソール側をしっかり押さえながら針と糸で「返し縫い」で縫っていく。糸はしっかり引っ張りながらやっていきましょう。
14.このような感じです。

いかがでしょうか。出来上がりました。

スリッパ用お勧め資材

ご入用な資材は下の画像クリックでRakutenかAmazonで購入できます。ニッチな素材のため
下のリンク先でようやく探しました。
注意点では
・硬質メッシュは10cm単位での販売ですので必要量を計算して発注してください。
・底裏の床に接する側の濃色の底裏シート用です。硬質ウレタンの「ホーザン(HOZAN) 400(W)×480(D)×5(H) mm シート(硬質) B-241 粘着シールあり」を確認してください。
・白いタカギ繊維の手芸用スポンジゴムはスリッパ側の素材です。規格上27cmで寸法が足りない場合は斜め裁断で作成するしかないですが、ロスが出て喪x地帯ない場合は、お隣の黒っぽいWAKIのスポンジシートをご利用することをお勧めします。

←CO2の排出が少ない廃プラ活性炭脱臭シートは、開発商品として、ECショップ「Eco Herb」もしくは(手作りショップサイト)「creema」にてお買い求めいただけます。


「スリッパを作る」の動画をみる

縫えるようになる