中級

B1簡単ポーチを作る

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見栄えバッチリで使いやすい、おまけに縫うのが簡単なポーチにチャレンジしましょう。
このクロワッサン型のポーチは開け口が広く深いので使いやすくお勧めです。
化粧ポーチや、モバイルアクセサリー、鍵やカード等にもお使いいただけます。
出来たら
コーティング素材や撥水素材を使うと濡れたり汚してもお手入れが簡単です。
こちらの画像のポーチはmarimekkoのビニールコーティングの生地を使用しています。
もちろん、お好きな生地で構いませんんが、薄いシャツ生地ような場合は裏生地をつけたほうが良いのでもう一手間かかります。最初はできれば裏生地なしの方が楽です。
では、型紙は下の「クロワッサンポーチ」をクリックしてダウンロードしてください。

クロワッサンポーチ(型紙)

 

marimekkoの生地はちょっとお高めですが、お気に入りの柄であれば大切にするし、コーティングの生地の厚さが丁度よくお勧めです。今回作ったポーチは一番左の「リントゥコト」です。marimekko生地のご購入単価は10cm単位です。今回のポーチを作るときに使用したポーチの口のふちどりサテンストレッチテープもカーブに添いやすく良い雰囲気にできるので探してみました。お好きな色合わせをしてください。内側の縫い代始末用もアップしておきました。内側で見えない分大胆な冒険色でも良いですが、逆によく使いそうな色を洗濯しておくと後に便利です。ファスナーはムシがメタルの物のご紹介になります。サイズも28cmはないので30cmのものを詰めて使いましょう。メタルファスナーの場合の詰め方は別のページでご紹介いたします。(⇩をクリック)
メタルファスナーの寸法の詰め方

縫い方の動画説明はこちら↓

↑画像の内容で下準備をしてください。
1.ダウンロードした型紙はこんな感じです
2.内側表で2枚合わせにして裏側にチャコで印をつけます
3.まち針で2枚を留めて裁断します
4.まずは2枚ともそれぞれラウンドしているところをテープで挟み込んで縫います。
5.型紙のファスナー「縫い止まり」という箇所を確認します。
6.チャコで印をつけます。裏側にも印をつけてください。
7.2枚とも表を内側にして2枚を合わせてファスナー止まりまでの3.5cmの長さのテープのキワを両側縫います。
8.両側が縫われているのでひっくり返すとこのようになっています。
9.次にファスナーをつけるのですが、アタッチメントをこのようなファスナー用に交換しましょう。
10.「ファスナー縫い止まり」からファスナーをつけていきましょう。9.でご紹介したアタッチメントはミシンに付けるときに右か左に選べます。ファスナーのム歯が右側にある時はアタッチメントは右側に、ム歯が左側にある時はアタッチメントを左側にセットして塗ってください。
11.ファスナーを両脇縫ったら少しポーチの様子が見えますね。ファスナーの両脇を縫う時にファスナーの引き手が中に入り込まないように引っ張り出しておいてくださいね。
12.一度ひっくり返していただくとファスナーの両端のあまり部分があるので2~3cmカットして、切ったところがほどけないように、ライター等で軽く2秒ほど端を炙ってください。(ファスナーは化学製品なので、こうして溶かしておくとほどけません。燃え広がることはありませんが、念の為気をつけながら行ってください)
13.矢印の底の箇所を縫います。
14.ふちどりテープで縫い代を挟んでステッチをかけます(縫います)
15.赤丸の角の箇所を両サイドつまんで開きます。
16.15.で開いたところを縫います。ここがポーチのマチ部分に当たります。
17.16で縫った箇所をふちどりテープで両側縫います。(底の縫い代を始末した時と同じ要領です)これで、糸の始末をしてひっくり返したら形は出来上がりです。
18.最後にファスナーの引き手のところにテープをつけます。8~9cmの長さにカットして長さの縁をステッチで止めます
19.カットした箇所はほつれてくるのでライター等でほつれ止処理をしてください。
20.ファスナーの引き手の穴に通して通したところの1~1.5cmのところに止めステッチを掛けて出来上がりです。
いかがでしょうか。ファスナーをつけるときは少し苦労がありますが出来上がってみればなかなかの出来上がりではありませんか?
MEME
MEME

次は、巾着ポーチを縫いますので、こちらも是非チャレンジしてくださいね。

縫えるようになる